サクラバクシンオーメイン回。ノースフライトとのライバル関係をたった1話で説明するスピード感・テンポ感よ天晴れ!

おはようございます。『ウマ娘シンデレラグレイ』🎞️映画化を夢見るフリープレゼンターの🦉あーさんと申します。スターブロッサムもメディア化して欲しいと切に願っていますとも‼️
『ウマ娘プリティーダービー スターブロッサム』第49話を読みました。となりのヤングジャンプで期間限定無料公開なので、是非皆さんもこの好機を活かしてみてはいかがでしょう?
第49話「ライバル」、テンポよく進行するサクラバクシンオーとノースフライトのライバル関係が醸成していく流れが見どころです。よく1話に詰め込んだなぁ~~と感心する次第。毎度のことながら面白い❗️
・・・と絶賛している次第ですが、史実を知るともっと面白くなってしまうのがウマ娘シリーズの恐ろしいところ‼️
この記事では第49話のついてより面白く読むための《解説》、こういう角度で味わうのもどうかという《推察》そして筆者の《感想》といった3つのアプローチでプレゼンしていこうかと思います。

- 解説➡️劇中でサラッとアナウンスされたサクラバクシンオーの短距離王という称号について
- 推察➡️ノースフライトの発言「やっと追いついた」について
- 感想➡️……普通に筆者のインプレッションテキストですね
それではリード文はこのくらいにして、そろそろ本編へと参りましょう。本記事は2部構成。
- 第1部:レポートパート
- 第2部:エミュレートプレゼンパート
第1部では49話がどのような内容だったのか、サクラバクシンオーとノースフライトの戦績表を掲載します。重要なネタバレとなるマイルCSの着順は㊙️秘密にしますのでご安心ください。この第1部は後編のプレゼンパート用の資料コーナーと言ったところなので、軽~~く読み流す程度で構いません。
そして、第2部は当ブログ恒例の🪞エミュレートプレゼンversion“杉下右京”で解説していきます。『相棒』の主人公:右京を模倣したテキストで文章を彩っていきますよ。是非、水谷豊さんの声を思い浮かべながら、お楽しみください。
第1部:エピソードレポート

登場キャラクター
- サクラバクシンオー
- ノースフライト
- サクラローレル
- 明石椿(1コマのみ)
- ヨシノプリヴェール(1コマのみ)
メインキャストは以上の5名。実質3名と言っても良いかも。その他にも新規海外ウマ娘も登場する・・・が、ほとんど描写なし。ちょいと惜しい気持ちもある。
ストーリーライン
物語の流れは以下の3STEP
🔻過去回想(安田記念)
前回のエピソードから更に過去回想に突入。サクラバクシンオーが海外勢、そしてノースフライトと競り合った安田記念が描かれる。
🔻過去回想(スワンS)
安田記念以降のノースフライトとのマッチアップレース:スワンSが展開される。
🔻ムズムズの答え
過去回想終了。京都でのサクラローレルとの対話場面に戻り、ノースフライトへの感情・想いを言語化できないサクラバクシンオーにサクラローレルが助け舟を出し、言語化する。
戦績表 サクラバクシンオー&ノースフライト



赤いテキスト➡️GⅠレース
🟨はマッチアップの印
今回のプレゼンをする上で必須だと感じた戦績表。短距離王とマイルの女王の蹄跡が一望できます。
エミュレートプレゼンSTART
それではこれより、『ウマ娘プリティーダービー スターブロッサム』第49話のプレゼンを実施します。
まずは解説から行きましょう!
《解説》短距離王サクラバクシンオー誕生までの流れ
劇中にて短距離王とアナウンスされるサクラバクシンオーですが、彼女は初めから短距離王であったわけではありません。
王座を実力で勝ち取り、その名声を我がものとしたのです。
🔻ニシノフラワーへのリベンジで就任した称号“短距離王”

上記添付表をご覧ください。ニシノフラワーとサクラバクシンオーの戦績をまとめたものです。こちらの表が示す通り、サクラバクシンオーはクラシック級の際に短距離王を決める舞台スプリンターズSに挑みニシノフラワーの6着に敗れています。
そして、その1年後に同レースにてリベンジマッチに挑み勝利。短距離女王を下し、短距離王の座に就任した——というのがサクラバクシンオーの歴史。
第49話を読み進める上で、このニシノフラワーとの関係性に想いを馳せてみると……また一味違った味わいになることかと。
《推察》ノースフライトの台詞「やっと追いついた」の意味
続いて推察。細かいところが気になるのが僕の悪い癖。ノースフライトがサクラバクシンオーに放った台詞「やっと追いついた」。やっと——という僅か3文字に何か深い意味が込められているように思えてなりません。
著者陣営がどのような思いを込めたのか……、それを読者自ら調べ咀嚼して欲しいと言われているかのように僕は受け取りました。
なので、そのミッション。遂行してみせようじゃぁありませんかっ❗️
ノースフライトはサクラバクシンオーの1歳下。エリザベス女王杯までクラシック戦線を歩んでいた彼女は短距離・マイル路線で活躍する1つ先輩のサクラバクシンオーに憧憬のような感情を抱いていたのではないでしょうか?自分と同じ資質を持つ先駆者への憧れを抱くと同時に競走本能が刺激されていた。
安田記念にて実現した短距離王サクラバクシンオーと後にマイルの女王と呼ばれるノースフライトの正面対決。
この文脈に更なる感情の寄り添えるポイントを設けるための言葉として記されたのが“やっと”——という3文字であった…というのが僕の推察です。
著者陣営がそこまで考えていたかはともかく、こうして調べる“フック”を用意する点が実に粋。読者をただの受け手ではなく参加者にする余白を用意する。決して誰にでもできる芸当ではありませんよ!
《感想》サクラバクシンオーがムズムズした理由

最後に感想です。今回のエピソードはサクラバクシンオー主演回として非常に満足いく作品でした。
前回のエピソードで“らしくない”真剣な眼差しを披露し、その眼差しの理由となるマイルCSへに意気込みを過去回想にて語っていく。ノースフライトとのライバル関係——サクラバクシンオーが言語化できていなかったそれをサクラローレルとの会話で形作っていくプロセス。
そのプロセスの行き着く果てとして読者に提供されるサクラバクシンオーの“らしさ”溢れる表情。始まりと結びが同じ表情であることが実に美しい。そうは思いませんか?
まとめ

それではこのプレゼンも最後の大詰めです。ここまで記してきたことをまとめるとしましょう。
今回は『ウマ娘プリティーダービー スターブロッサム』第49話「ライバル」について3つの観点でプレゼンしました。
- 解説:サクラバクシンオーはニシノフラワーへのリベンジを果たした上で短距離王に就任した
- 推察:ノースフライトの言葉にはクラシック級時代に先輩スプリンター:サクラバクシンオーから受けた刺激・憧れなどが混じっている
- 感想:表情に始まり表情に終わる円環構造。非常に美しい構成です!
以上となります。
実に素晴らしいエピソードとの出会い。誠に感謝します。
それでは、これでプレゼン終了と言いたいのですが、最後に☝️一つだけ宜しいでしょうか?
著者陣営にファンレターを送ろう!
となりのヤングジャンプにはファンレター機能というものがあります。読者の生の想いを著者に届けるサービス。活用しない手はありません。僕も早速想いをしたため先ほど届けたところです。ここに記した感想の加筆バージョンを投函しました。自分の想いを届けられるというのは良いものです!
是非“あなた”も保谷先生と文殊先生に感謝の意を届けてみては如何でしょう?
それでは、今回のプレゼンは以上となります。ご愛読いただきありがとうございました。またの機会にお会いしましょう。

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