【プレゼン再現#3】呪術廻戦

プレゼン再現第3弾 呪術廻戦 プレゼン再現

この記事はこのような方のために書きました。
コミュ力をどうにかしたい。人に伝える力を磨きたい。説明上手になりたい。短く的確に話せる自分になりたい。

こういった悩み・願望を抱える方の糸口となるヒントになればという思いを記事に込めています。

私もコミュ力が高い方ではない。なのに本職で中間管理職をやっている。というかやらされている。中間管理職はコミュ力を要求されるので、困ったものです。そこで私は実践しているのがプレゼンターのように振る舞うということ。これが案外気楽に人と話せる。

多くのプレゼン指南本に記述されていることが、プレゼンはコミュニケーションの一つであるということ。

プレゼン技術は間違いなく、コミュ力を補強してくれます。なぜなら短く的確に話せば良いだけから。苦手な会話を継続するのは難しいが、自分で明確にゴールをデザインしてそこに辿り着くように話すことなら難しくありません。

しかし、そのプレゼン技術を習得するのは難しい。大変です。

そこでこのブログでは、優れたプレゼンを再現・模倣するという手法を推薦しています。推薦するだけでは力不足なので私自身が実践して手本になればとも考えています。

今回はその第3弾。

『このマンガがすごい!2025』には優れたプレゼンが満載です!

この記事ではその中からオトコ編第13位として紹介されている呪術廻戦を再現していこうと思います。知名度抜群で多くの読者と距離感が近いので、第13位ながら選出させていただきました。

誌面を完全再現というわけにはいかない。そこで、私が尊敬するスティーブ・ジョブズのプレゼンスタイルで再現していきます。

そんなに難しいことはしないでもジョブズスタイルはできるのが、ジョブズスタイルの魅力。私以外の誰にでもコピーできますよ!

因みに、呪術廻戦の特集ページは4分の1ページとかなり省スペース。この僅かなスペースでどのような推薦文を記しているのかにも注目していただきたい。

最後に技法も分析。経験値として持ち帰ることができる部分も分析してみます。

それでは再現スタート!

2024年。呪術廻戦は常にクライマックス!

2024年。呪術廻戦は常に最高潮と言える激戦を繰り広げている。その象徴とも言えるのが作品の最強筆頭格2名による頂上決戦。

主人公:虎杖悠仁の先生であり、現代術師最強と謳われる五条悟。

呪いの王として歴史に名を刻む両面宿儺。

両者は術師最大の必殺技「領域展開」を惜しみなく披露し、次元の違う戦いを繰り広げる。

大技だけでなく、細かい技術も最大限活用。互いの隙をつくロジカルな戦いは必見に値する!

頂上決戦の裏で、もう一つの戦いが起きていた。

ギャグを現実に変える力を持つお笑い芸人::高羽。彼は全ての元凶とも言える黒幕:羂索を強襲。

高羽の能力に翻弄される羂索だが、ここで彼が対抗するために繰り出すカウンターはさらに予想外!

2024年。呪術廻戦で繰り広げられた2つの戦いはまさに両極端。

片方は超シリアスな頂上決戦。

もう片方は不条理ギャグのラッシュが飛び交うバトル。

2つの正反対な戦いを読者へと届ける著者:芥見下下の大胆不敵さはまさにすごい!

以上で再現終了となります。原文の筆を取った犬紳士氏。ありがとうございました。


tips分析

如何だったでしょうか?
完全再現しない都合上、原文よりもさらに短くなってしまったのですが、それでもエッセンスは逃さず詰め込んだので原文のメッセージ性が伝わっていれば何よりです。

それでは、最後にtips分析を行なっていきます。

改めて今回の最大注目ポイントは4分の1ページという尺の短さ。この僅かなページ数で呪術廻戦の魅力をネタバレにも配慮しつつ伝えることは至難の業。

しかし犬紳士氏はやってのけた。

すごい!

今回使用されていた技法は「対比」
比較というのは非常に優れたプレゼン技術。こちらの記事👉【プレゼンtips#2】スティーブ・ジョブズのプレゼン9大要素でも比較に重要性について取り上げています。

比較することで、双方の類似性が浮き彫りになり、同時に全く異なる要素も明確になってイメージがくっきりしてきます。

限られた尺でできることは少ない。あれこれ詰め込むと何が言いたいのかわからなくなってしまう。
その中で読者にメッセージを伝えるというミッションを達成するために「対比」という手法を採用したのは素晴らしい選択です。

それでは今回は以上となります。お時間いただきありがとうございました。

今回取り上げた呪術廻戦以外にも優れた紹介文の宝庫となっている『このマンガがすごい!2025』。読み物としても単純に面白く、プレゼン技術の参考になる素晴らしい書籍です。ご興味惹かれた方はぜひ書籍をお手に取って、その魅力を堪能していただければ嬉しく思います。







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