おはようございます😊ブログ管理人のあーさんです。
皆さん、ロボットアニメは好きですか?
もっと細かくいうとCGロボットアニメは好きですか?
私は大好きです!人生初めてのロボットアニメに遭遇したのは小学6年生の頃の『機動戦士ガンダムSEED』をリアルタイムで目撃した時にロボットアニメの魅力に取り憑かれました。そこから約6年後に出会った表題の作品『マクロスF』が私の価値観をぎゅっと固めるに至る。初めて3DCGモデルで描かれたマクロスの戦闘機ヴァルキリーが縦横無尽のカメラワークでTVシリーズとは思えないような高水準の戦闘をお茶の間に披露した衝撃たるや・・・。今もなお鮮明に心に残っています。
私の心に稲妻を落とした『マクロスF』が2024年7月現在、ディズニープラスで配信スタートされたということで1人でも多くの方にこの作品を勧めたいというのがオタクの性というもの。
今回の記事では『マクロスF』に初めて出会ったあの頃の思い出をフラッシュバックしてお届けしたいと思います。
それでは本編GO。
深夜アニメを見る機会が乏しかったあの当時
マクロスFとのファーストコンタクトを語る前に話しておきたいことがあります。それは2000年代後半という時代性がもたらす深夜アニメを今ほど快適に見ることができなかった環境について読者の皆様と前提を共有したいということ。
2000年代後半。まだスマホもない時代。インターネット文化は発展途上というか普及途上という方が正しいでしょうか。どこの家庭でもスマホやWi-Fiが当たり前にある2010年代と違って限られた家庭のみがその先端テクノロジーを所持していたということ。
私の家庭も親がアナログ人間のなのもあってインターネットを我が家に連れ込むのに随分と時間がかかりました。私が高校3年生になる時に漸くIT革命が我が家に押し寄せてきた。
いや〜長かったですね。私が高校2年=17歳の時まで家にあるデジタルツールはテレビとかゲーム機くらいでしたよ。
しかもテレビはブラウン管モデル。もうお目にかかることもないのでしょうし、今20歳前後の人たちは見たことないのかな?
と、長々と記述しましたが要するに私がマクロスに限らずアニメの情報を得るにはインターネットの力を借りることが全くできなかったということを伝えたいのです。
新作アニメ情報を得るには雑誌頼みだった時代
インターネットが使えない以上、古典的な手法ですが雑誌で特集されて新作アニメ情報を得るしかなかったです。
しかも全国紙の雑誌媒体なので私の住む地元に合わせた情報が載っているとは限らない。家にあるテレビはブラウン管モデルでまだBSを受信することも叶わず全国放送されるメジャータイトルかつ明るい時間帯に放送されるアニメくらいしか目の当たりにできないような状況でした。
我が家にプチ革命が起きた地デジ対応テレビの導入
2000年代末期に地上波アナログ放送終了のアナウンスがなされて全家庭で地上デジタル放送に対応したテレビへの買い替えが起きた。私の親もその流れに乗っとて遂にテレビを買い替えてくれた。これが転機。そのテレビに備わっていたBS放送受信機能のおかげで私は今まで見る機会の逃していたアニメをBSというメディアを通じて見れるようになったのです。
そして、私は目の当たりにすることになるのです。マクロスFというロボットアニメの新境地を開拓してくれた名作に。
ファーストコンタクト:初めて見たのは再放送の第12話だった
BSを観れるという環境が我が家に整ったことで、早速テレビの買い替えに合わせて購入されたHDDの番組表機能で何か食指がそそられる作品がないか探して見ました。ふと目に入ったマクロスF再放送という番組欄。話数は既に12話。中途半端な話数だと思いつつも試しに視聴してみようと思い録画をセットします。
そして目の当たりにすることになった衝撃映像の数々。
それまでのロボットアニメとは一線を画すCGモデルが表現された戦闘機ヴァルキリー。
CGを採用したことで可能となった縦横無尽にグリングリン被写体を舐めるように追従し視覚的快感をもたらす圧倒的カメラワーク。
「なんだこれは、本当にTVアニメなのか!?」私は素直に衝撃を受けて愕然としてしまいました。こんな高クオリティの作品を見たことがない。子供の頃映画館で見たスターウォーズの衝撃が心の奥底から蘇るような感覚に包まれる。正直、ストーリーは過去のエピソードを知らないので珍紛漢紛な部分を多いのですが、そんなことどうでも良くなるくらいに映像表現の多彩さに魅了された。
後戻りできない!ロボットCGアニメにどハマりする性癖を植え付けられた衝撃
いや、もう本当に衝撃的だったんです。ストーリーはよく分からないけど映像が心を揺さぶってくる!
CGで表現された精巧なモデルがあれだけ高密度な動きを3次元的に表現し背景もグリングリン動いてくる映像が持つパワー。
一体どうやって作っているんだ?これまで見たどのロボットアニメとも違うぞ!?作画崩壊一切ない!こんなに滑らかに変形するロボットが存在しうるのか!?3DCGってすげー!!
そう馬鹿みたいな感想ですけど、当時の私はそれで頭の中も心も全て埋め尽くされてしまったのです。
もう後戻りなんてできません。
CGで表現される質感と無機質で無骨なロボットの相性の良さを知ってしまったのです。
これまで見た代表的なロボットアニメは以下のようなラインナップだったのですが、どれも手書きでロボットを表現する作品でした。
- 機動戦士ガンダムSEED
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- 天元突破グレンラガン
- 機動戦士ガンダムOO
このラインナップも好きなのですが、時々作画が乱れたりバンクが多かったりと不満もありました。
でもCGならそれがない!しかも見たことのないようなカメラワークで大好きなロボットを舐めるように見ることができる。こんな贅沢を味わってしまったら一生虜になってしまうものですよ!
終わりに
今回は私の性癖・価値観に多大なインパクトをもたらした罪深い作品『マクロスF』とのファーストコンタクトの思い出を振り返りました。
我が家にプチ革命が起きて地上波デジタル放送の恩恵を初めて実感したあの日の思い出。
それまで溜まっていた深夜アニメをもっと見たいというフラストレーションも相まって最高の映像体験ができた『マクロスF』との出会い。
懐かしいと思いつつも、あの衝撃が今も心で燃え続けているという事実に感慨深くなります。
ロボットCGアニメにハマって良かった。心からそう思います。
私が好きなロボットCGアニメに『コードギアス 亡国のアキト』があるのですが、その作品についていずれ別の機会でお話しできたらと思います。
私の周りには手書きこそ至高という人も多く中々感動を分かち合える人がいないのが残念なのですが、ブログを通じてこうやって思いの丈を公開できたことが嬉しいです。やっぱブログっていいですね。最高の自己表現メディアです。
今はサブスク等で1話から順に鑑賞できますし、アニメを視聴できる環境も昔の日ではないレベルで充実していていい時代になったなと思いつつも、あの頃の私のような衝撃を味わえる機会も減ってしまっているのだと思うと一抹の寂しさを感じてしまいますね。
読者の皆さんも途中から見たけど衝撃を受けて心に焼きついてしまった作品があればコメント欄等で教えていただけたら嬉しく思います。
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